「創業者インタビュー」シリーズその1
クリアストーンは、さまざまな企業の経営者や有識者たちと日々アイデアや意見を交換し合いながら、いくつもの社会課題の解決に取り組んできました、クリアストーンの代表、小野志堅と日頃から親交の深いスタートアップ企業のリーダーに話を伺い、お互いのチャレンジについて語っていただきました。
顔を合わせるたびに、新しい事業の構想が湧き出てくる。
刺激に満ちた共創関係。
アニメーションを活かしたリッチな広告表現や、天候やSNS上の話題などのデータを活用して広告をタイムリーかつ自動で配信するサービスなど、アドテクノロジー領域を主軸に、マーケティング×テクノロジーでさまざまな課題を解決している株式会社ヒトクセ。代表の宮崎さんは、横浜ビジネスグランプリや学生起業家選手権などのビジネスコンテストやハッカソンで多数優勝した実績を持ち、東京大学アントレプレナー道場のメンターも務めている。
―宮崎さんとクリアストーンのご縁は、どんな風に始まったのですか?
私たちのオフィスで、同じビルに入居されている方々を招いて交流会を開いたことがあるのですが、そこに代表の小野さんが参加してくださったことがきっかけです。オフィスが同じフロアということもあり、それから顔を合わせるたびに、新しいビジネスのアイデアをはじめ、いろいろな意見や情報を交換し合うようになりました。
―新しいビジネスのアイデアを。
エレベーターでふと「宮﨑くん、ちょっと相談したいんだけど」と声をかけてもらって、新しい事業の構想や、その中でどのようにテクノロジーを活用するのか、それをどのようにマーケティングしていくのか話し合い、実際にデジタルマーケティングの支援をさせてもらったこともあります。
―エレベーターで顔を合わせたところから、どんどん新規事業の話が進んでいくのですね。
私たちの会社ヒトクセも、もともとプログラミングを活かした開発に強みを持つ会社としてスタートして、そこから自分たちの技術をより活かせるアドテクノロジーの領域で、さまざまな課題の解決に取り組んできました。小野さんのアイデアは時流を捉えていて、それを実行に移すスピードも早く、いつも刺激をもらっています。
この数年間、Holdonというブランドを立ち上げて、電動自転車の軽量化を実現した「Q1J」や、近視の進行を抑えるための「アイケアークリップ」など、世の中の課題解決につながる先端的なデバイスを次々と発表されていますね。とても魅力的な会社だと感じています。
―「マーケティング×テクノロジーで社会課題を解決する」という企業姿勢は、まさに両社に共通するテーマですね。
デジタル領域の中でも、クリア電子はよりユーザー・生活者に近いところで開発に取り組んでいるという印象があります。そして何より、日々新しいことにチャレンジし、多様な人たちと関わりながら新しい価値を生み出していく小野さんたちの姿を間近で見ることは、同じ経営者として、サービスを開発する者として、大きな励みになっています。これからもこのフロアから、さまざまなチャレンジを世の中に広げていけたらうれしく思います。